ウィッグとかつら

かつらと言うと、禿を隠す為にとか、医療用対策といったようなある種の必需品として欠かせないようなイメージではないでしょうか?
そのような用途であれば、女性男性を問わず同様な役割を果たすものですが、さて、そうなるとかつらとは一体どういったものを指すのでしょうか?
ウィッグを深く知るにあたっては、まずかつらについて考えてみる必要があると思います。

主なかつらの種類


かつらは、用途によって主には次のような形に分別されます。


1.男性用かつら


男性のかつらの需要としては、薄毛をカバーするためのものが圧倒的に多いです。その用途に応えるため、男性用のかつらは自毛に近く、自然に見えるタイプのものが主流です。また毛質についても人毛の素材のものが多いです。


2.女性用かつら


女性のかつらはファッションアイテムとしてのかつらが圧倒的に多いです。ファッションアイテムとしての洋服と同様に、ヘアスタイルもシーンに合わせて変更したいと女性のニーズに応えたものです。またこの用途ですと、かつらというよりウィッグといった方が適切かもしれません。他にも薄毛に悩む女性でも、オシャレを意識したかつらの需要は高いです。


3.医療用かつら


抗がん剤の副作用や円形脱毛症など、病気で毛髪が抜ける人のためのかつらです。皮膚への刺激の弱い素材や造りとなっているので、一般的なかつらよりも肌にやさしいという特徴があります。


毛量でかつらを分類した場合


かつらの毛量は用途や部位によって様々です。自分の頭部の形状や状態、使用方法に合わせて選択しましょう。


1.全体用かつら


頭部全体をすっぽり覆うかつらです。全体的に毛髪が薄い場合や、抗がん剤の副作用等で髪の毛が抜けているような場合や、円形脱毛症が広がる場合に主として使用されています。おしゃれ用のウィッグにも実はこのタイプは多いです。


2.部分かつら


毛髪の薄くなった部分にのみ使用するタイプのかつらです。頭頂部のボリュームアップに使用されることが多いです。装着する部位に合わせ、形状は様々あり、男女ともに需要が最もあるタイプのかつらです。最近ではおでこなどの生え際へ直接貼って装着するタイプの部分かつらも人気です。


販売時の形態で見るかつらの種類


かつらの販売の形態には、主に下記の3通りがあります。


1.オーダーメイド


自分の頭や毛髪に合わせて一から作るタイプのかつらです。頭部の形や毛髪の色、毛量を見て作られますので、自然で付け心地のいいかつらに仕上がります。


2.セミオーダー


既製のかつらより自分に合うものを選び、微調整するタイプのかつらです。オーダーメイドより価格は安く、かつ自分に合うものを作ることができますが、微調整にも制限があるので、オーダーメイドよりはナチュラル感には乏しいです。


3.既製かつら


既製のタイプを購入する際のかつらです。値段の安さはメリットですが、自分にフィットした自然状態を演出するには難しいです。微調整したい場合も、自分でカットか、美容院などで行う必要があります。